セラピストになってから〜「温かい手」を始めるまで

2007年、タイ古式マッサージの老舗サロン「Chai」に入店、

六本木にてセラピストのキャリアをスタートしました。

Chaiでは、サロン業務を一から教えてもらいました。

深夜勤務も経験し、個性豊かなメンバーとともに第二の六本木青春時代を過ごしました。

老若男女、いろんなタイプのお客様を施術させていただき、充実した日々でした。

2009年に胸部のしこりを摘出する手術(生検)を受けました。

「がんだったら?」という不安や、身体が傷ついた状態の心細さ…など、弱い状態にある時の感情を経験しました。

傷がふさがるまで施術を休んでいた期間に、自分の身体のことや負担をかけない動き方についてあらためて見つめなおそうと、「古武術」や「フォーカシング」など、ピンと来た言葉を手がかりに、手あたり次第に本を読み始めました。

同年、ロルフィングの10回セッションを受ける機会を得、自分の身体、そして意識が短期間に音を立てて変わっていくような感覚を経験。

がぜん興味をそそられ、またまた単純に「ロルファーになろうか!」と思いましたが、経済的時間的に見通しが全く立たず、断念。

それでも「こういう分野を学びたい!知りたい!」という気持ちは強く、その周辺の本を読んだり、調べたり、ワークショップに参加したりして自分なりに模索していきました。

2010年暮れ、ロルフィングのセッションで経験して気になっていたクレニオセイクラルセラピー(CST・頭蓋仙骨療法)の初級セミナーを受講。

翌年5月、中級を受講。脳脊髄液の循環システム、自律神経とリラックス、自然治癒力との関係性などがつながってきました。

またクライアントの身体に負担をかけないソフトな施術への志向が芽生え、「手の力」を追究してみたくなり、レイキの伝授を受けました(現在サードディグリー)。

やがて、東日本大震災が起こり、自身も3.11後の混乱の時間の中で、「リラックスすること、リラックスできること」の必要性を痛感。

サロンの中だけでなく、社会のいろいろな場所で、…

いわゆる「臨床」の場において、弱い状態にある方(介護、あるいは治療を必要とする方、その周囲の方など)の力になりたいと考えるようになり、臨床タイ医学研究会が主催する「臨床タイ式セラピスト養成講座」を発見、2012年全課程を修了。

臨床タイ式セラピストの認定を得ました。

2012年5月、石巻へのタイマッサージボランティアに参加。

(被災地の方々を仮設住宅集会所にて施術させていただきました)

同年7月から、デイサービスにて高齢者への施術を開始。

同年7月~2013年6月、スタジオ・ピボットにて「からだで感じる解剖学」と「ユルメディ・オイルトリートメント」を学びました。

身体の「機能」を理解した上で、実技やセルフケアを通して自分に起こる変化や感覚を見つめ続けた一年間。

その結果、様々な気づきを得、身体がより自分のものになってきた!という風に感じられるようになり、

以前よりも心身ともに安定感が出てきて、とても居心地よく過ごせるようになってきました。

自分の身体に徹底的に向き合ったことで他者の身体への理解も深まり、それまで断片的に集めてきた知識や経験がどんどんつながって統合されていきました。

ここで学んだことは、現在の私の大きな柱となっています。

2013年4月、あるクライアント様の自然治癒力の発動を目の当たりにして、「これだ!」と思いました。

足りなかった要素を丁寧に補っていくと、身体が力強く自ら息づき始める様は、感動的でした。

「きっかけと必要なだけの手助けがあれば、自分で治っていく状態に戻っていける状態の人は、きっとたくさんいる」

「そこまでの橋を架けよう」…

この経験が、「自分で元気を出せるまでのお手伝いをしよう」という基本コンセプトのきっかけになりました。

また、「温める」ということの大切さを実感し、ハーブボールやユーファイ(タイの産後ケア)についても学び、必要な場合は施術に取り入れるようにました。

そして2014年1月、臨床の場で、一人一人のクライアントとよりじっくり丁寧に向き合えるように、「温かい手」としての活動に軸足を移していくことにしました。

ここからは、まさにワクワクドキドキ、

身体を通した気づきと変容の、「激動の時代」の始まり始まり〜✨😊

この4年間は、振り返るといろんなことがありすぎて、まとめるのが大変‼💦だったので、

何度も続きを書こうとして挫折してきました。

が、ぼちぼち筆を取り始めております。

近日中に公開予定… 乞うご期待🌟